3日目
天遊峰、仲間の畑、農家さんの実家の工場、馬頭岩、筏
この日は、武夷山観光の定番中の定番、天遊峰と言う岩山ハイキング。
中国では、この手の岩山ハイキングコースが多いように思います。
いろんな地で、こういう場所に行きましたが、特徴として、階段で舗装されてあり、
ひたすら階段を上ります。
階段が長く連なるいい写真が無いのですが、なぜって、中国ではミニスカ、パンプスで来る女性がしばしばいらっしゃり、
パン2丸見えで写真を撮れなかったのです。。
けれど、人間はこのように連なり、階段を上っていきます。
上まで上がると、武夷山の、九曲と言われる、九つのカーブがある川を上から見下ろせます。
午後はこの川を筏下りします。
私達、相当良いピッチで山を登りました。
そして、山を下る時は、再び、観光客が通る道からそれて、茶農家さんが通る畑へ続く道へと進んでいきます。
途中、あずま屋があり、中には井戸がありました。
そしてどんどん進み、私は、このような歴史を感じる景色が大好きです。
階段に苔がみっちり生えて、先祖代々大事に守ってきた畑なんだなと。
車もバイクも入れない、こんな山奥の畑を人力だけで茶摘みして、籠に茶葉をいっぱいにして担ぎ山を下りるおじさん達。
若い人がもうやりたがらない仕事ですし、きつすぎて親も子供たちにやらせたくない仕事。
岩茶や良いお茶が高くてもやむを得ないと思います。
そして、いろんな本でおなじみの景色のところへやってきました。
手前の茶摘みのおばちゃんたちにも 私は興味津々でした。
後ろの岩(下の写真)は、「馬頭岩」と言い、馬の頭の形をした大きな岩で、
美味しいお茶が取れる畑のエリアとして有名です。
こんな様子で5/10旅の三日目の午前は、
天遊峰 から仲間の畑を見て、馬頭岩を抜けるコースをひたすら歩きました。
美味しいお昼を挟み、
午後は、午前中に天遊峰から見下ろした川で筏下りです。
ここからは、カメラの水没が怖くて、写真が少ないです。
午前中たくさん歩き、昼ごはんもお腹いっぱいいただき、良いお昼寝時間となりました。
船頭さんたちは、隣の筏の船頭さん同士、本当に良くおしゃべりしてました。
生憎、武威の方言で全理解できなかったのが残念。。
そしていかだ下りの後、午後の後半の時間
この茶農家さんのご実家の工場へお邪魔しました。
早速できたばかりの荒茶を試飲させていただきながら、
どれが良いとか、あ~じゃこ~じゃ言いながら。
この時間は毎回とっても楽しい。
意見が大体みんな合うのですが(良いお茶ダメなお茶の区別がつくから)
おぬしわかっとるな!と言う空気が楽しい。
素朴な農家の暮らしも垣間見つつ
生活とお茶工場が隣接してい、生活の一部になっている住環境。
そして、最後のディナーは、武威山荘で、お決まりの茶葉料理。
正直、お味は大絶賛するほどではないのですが、
美しい。一度は経験して良いかも。
この日も、沢山歩き、学び、食べ
岩茶のことばかり考え一日が終わりました。