新年あけましておめでとうございます。HKの旅のご報告です。

久しぶりの香港でした。

毎年 年に2回は訪問するのに、前回から気づけは1年もたってしまいました。

それは、昨年私があちこち行かず、目の前の仕事と向き合いたい。

忙しすぎると心ここに在らず状態になってしまうので、金沢にずっととどまっていたから。

何故、定期的に香港に行きたいか。

私が暮らしていた2003年~2009年 帰国してもう10年になりますが、あの頃の暮らしは特に思い出深く、新鮮であり、深く濃い時間を過ごした地がずっと気になるのです。そして、何よりも、なぜって言えないけれど香港が大好き。

今回も、毎日香港の町を歩きながら、なぜ香港にいるだけで楽しいんだろうと思っていました。

たぶん、ごちゃごちゃしていて すごく生活感があるから。人の生活感って安心感につながるのかもしれない。それでいて、コンパクトな街には、永田町のような金融街、スタイリッシュなバーが立ち並ぶエリア、居るだけでうっとりするような素敵なホテル。全てが凝縮されているからでしょうか。

さて、午後の時間ホテルにチェックインして、まずふらっと街を歩き足を止めたのは、糖水のお店。中国スイーツのお店です。

中国=香港です。だから、中国スイーツの店です。

(HKはイギリスの植民地になる前は、中国で、その頃(宋の時代とか)移民も沢山います。HKのニューテリトリーと言われる大陸に近いエリアには客家族の人がまとまって移住したエリアもあります。

同じイギリスの植民地だったインド人も沢山います。

フィリピンから出稼ぎに来ている人も沢山。本当にたくさんの人種の人がいて、自分が外国人ということが気にならなくて居心地が良いのかもしれません。)

小豆のお汁粉、胡桃汁粉、黒ゴマ汁粉、杏仁、豆腐花、マンゴー  などなど。

日本のお汁粉みたいに甘くない。ほとんどお砂糖が入ってないです。

小さな糖水屋さんの厨房。高く積み上げられたお茶椀。(お茶椀にお汁粉類が入って出てくる)この小さなキッチンからたくさんの種類の糖水がでてきます。

何ページにも渡るメニューを見てるだけでも楽しくって、ずっと眺めてしまいます。

下の写真は、最近新たに登場したウーロン茶等の中国茶を使った店。

今までは、こういうコーヒーチェーンはあったけど、お茶は新しい。

そう、HKは動きが早い。やると言ったらすぐに店が出る。だから商機を逃さない。日本は企画から出店までが遅すぎ。

下は、下町を歩けばこんな店だらけ。こじんまりとした店内で、ワンタンメンとか、食べてるんだと思う。

こちらは、亀ゼリー屋さん。亀の甲羅や羅漢果、沢山の生薬を煮だして作ったゼリー屋さん。苦いのでシロップをかけて健康のためにいただきます。

亀ゼリー屋さんでは、いろんな種類の効能の漢方茶も並んでいます。

私は、苦くて飲めない。

こちらは、街のパン屋さん。

私が、好きなのは老婆餅。小麦粉とラードでできたパイのような生地の中にあんこが入ってます。ほのかな甘みで、皮がほろほろして美味しい。その、ほろほろ感が老婆のほっぺのようだと。。

歩き疲れて、この日の夕食に選んだのは、牛バラ肉の河麺。河麺は米粉のベトナムのフォーの麺。こういうB級グルメが美味しいし大好き。

そう、今回は、食い倒れHKです。

この麺は、確か38HK$ぐらいだったでしょうか?大体1.4倍だから500円ぐらい。日本のどんぶりより少し小ぶり。美味しいものをサクッと食べる。

小腹が空いたらまた何かをサクッとつまむ。消化にさほど重くない気軽なものをどんどん買い食いするのがHKスタイル。

国土の狭いHKは、とにかく土地がない。家賃が普通に日本円で30万円50万良いところだと200万円する。

だから、夫婦で必死に働いて月8万ぐらいのフィリピン人のお手伝いさん頼んでしっかり稼がないと家を持てない。低所得者の住宅もあるけれど、普通の仕事だとそこに入るための所得を上回っちゃうからなかなか大変。夫婦で働くから家事をする時間がなかなか無いので、買い食い沢山します。

 

近い将来、お教室の生徒さま方と行くHKの旅の下見も兼ねております。

ここにアップする以外にも沢山の写真があり、お教室でご紹介しております。